「令和6年能登半島地震」により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
震災の影響により掲載情報が変更となっている場合があります。最新の情報は事前にご確認ください。
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『栗林公園』は、江戸時代初期の回遊式大名庭園の姿を残す貴重な文化財庭園です。約400年前に讃岐を治めていた生駒家4代藩主・生駒高俊の時代に基礎が築かれ、その後、高松藩の初代藩主・松平賴重に引き継がれて整備・拡張し、5代藩主・松平賴恭の時代に完成されたといわれています。何代にもわたり100年以上の歳月をかけて築庭された庭園は非常に珍しく、国内にも、あまり例を見ません。
面積は約75ヘクタールもあり、国内の文化財庭園の中では最大の大きさです。「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」では3つ星を獲得し、アメリカの庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園ランキングでは、足立美術館、桂離宮に次いで3位にランクインしたこともあるなど、世界でも高く評価されている庭園です。
また、『栗林公園』には、約1,400本もの松が植えられており、そのうち約1,000本は庭師によって手入れされています。中でも「鶴亀松」、「箱松」、「根上り五葉松」は必見です。亀の形をした石組の上に鶴が舞う姿をしたクロマツが植えられた「鶴亀松」、箱のように剪定された見事な造形美の「箱松」、将軍家から賜った盆栽が、樹高約8m、幹回り約3.5mの生命力溢れる巨木に成長した「根上り五葉松」。こうしたポイントを押さえながら観賞すると、『栗林公園』の散策はより一層楽しいものになります。
面積は約75ヘクタールもあり、国内の文化財庭園の中では最大の大きさです。「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」では3つ星を獲得し、アメリカの庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園ランキングでは、足立美術館、桂離宮に次いで3位にランクインしたこともあるなど、世界でも高く評価されている庭園です。
また、『栗林公園』には、約1,400本もの松が植えられており、そのうち約1,000本は庭師によって手入れされています。中でも「鶴亀松」、「箱松」、「根上り五葉松」は必見です。亀の形をした石組の上に鶴が舞う姿をしたクロマツが植えられた「鶴亀松」、箱のように剪定された見事な造形美の「箱松」、将軍家から賜った盆栽が、樹高約8m、幹回り約3.5mの生命力溢れる巨木に成長した「根上り五葉松」。こうしたポイントを押さえながら観賞すると、『栗林公園』の散策はより一層楽しいものになります。
『栗林公園』を訪れたら必ず体験していただきたいのが「南湖周遊和船」です。船頭さんの解説を聞きながら約30分かけて南湖を1周するコースになっています。和船乗場を出発して「迎春橋(げいしゅんきょう)」と呼ばれる橋をくぐった先には、左手に「偃月橋(えんげつきょう)」、右手に「杜鵑嶼(とけんしょ)」「天女嶋(てんにょとう)」「楓嶼(ふうしょ)」という3つの島と黄金に輝くようにも見える「仙磯(せんぎ)」という石組みが目に入ります。杜鵑嶼にはサツキツツジが植えてあり、ハート型のサツキツツジは"恋つつじ"と言われ、カップルや結婚式の前写しの背景として人気があります。3つの島を越えると、正面に「掬月亭」を捉えられます。水面に反射する姿も美しく、湖面に近い視線で見るとよりその美しさが分かります。
<体験DATA>
南湖周遊和船
営業時間:開園日の9:00~16:00まで ※15~30分間隔で運行
乗船料金:大人(高校生以上)620円、小人(中学生以下)310円
※ただし、3歳未満の方はご乗船できません。
また、小学生以下は保護者の同伴が必要です。
乗船方法:利用日の前月1日から利用日の前日までに電話・WEBから予約
乗船券は乗船場近くにある乗船券売場で販売
※乗船時刻の30分前までに、乗船券売場で乗船料をお支払いください。
>>>>>WEB予約の場合はこちらから
<体験DATA>
南湖周遊和船
営業時間:開園日の9:00~16:00まで ※15~30分間隔で運行
乗船料金:大人(高校生以上)620円、小人(中学生以下)310円
※ただし、3歳未満の方はご乗船できません。
また、小学生以下は保護者の同伴が必要です。
乗船方法:利用日の前月1日から利用日の前日までに電話・WEBから予約
乗船券は乗船場近くにある乗船券売場で販売
※乗船時刻の30分前までに、乗船券売場で乗船料をお支払いください。
>>>>>WEB予約の場合はこちらから
庭園には「掬月亭(きくげつてい)」と「日暮亭(ひぐらしてい)」、「旧日暮亭(きゅうひぐらしてい)」という建物があり、お殿様は「掬月亭」を「大茶屋(おおちゃや)」と呼び、こよなく愛していたといわれています。「掬月亭」は南湖に向かって飛び出しているような造りになっており、床が低いので湖面を近くに感じることができ、船の上にいるかのような感覚で庭園を眺めることができます。また、壁を極力少なくし、天井には和紙を使用することで、夏を涼しく過ごせるような工夫も。ここでは、結婚式が執り行われることもあり、散策中に遭遇することも珍しくありません。入亭者はここでお抹茶・煎茶をいただくことができ、かつてお殿様がお茶を嗜んだように美しい庭園を眺めながら心地よい時間を過ごすことができます。
来園した際は、ぜひ利用してみてください!
来園した際は、ぜひ利用してみてください!
開亭時間:9:00~16:30(最終受付16:00)
入亭料 :(抹茶・菓子付)大人700円、小人500円
(煎茶・菓子付)大人500円、小人400円
※団体割引あり
入亭料 :(抹茶・菓子付)大人700円、小人500円
(煎茶・菓子付)大人500円、小人400円
※団体割引あり
美しい姿をいつも私たちに見せてくれる『栗林公園』ですが、春と秋の年2回、夜の庭園を幻想的にライトアップするイベントが開催され、昼間とは違った庭園の様子を見ることができます。ライトアップ期間中は夜間に和船が運航しますので、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
<商工奨励館>
園内でもひときわ大きな存在感を放つ建物は「商工奨励館(しょうこうしょうれいかん)」です。明治32(1899)年、「香川県博物館」として建てられた建物で、香川県の文化・芸術・産業の発信の拠点を担っていました。本館1階では『栗林公園』の見どころや歴史、ゆかりの人物を紹介しています。西館には「ガーデンカフェ栗林」があり、香川県の食材を使った多様なメニューを提供しています。
<讃岐民芸館>
古民芸館、瓦館、惜々亭(せきせきてい)、新民芸館からなる「讃岐民芸館」。建物は建築家・山本忠司(当時、香川県建築課所属)が設計し、デザインの一部には「讃岐民芸館」初代館長であった和田邦坊(わだくにぼう)が関わっています。焼物・木工・漆器など、生活に密着した民芸品などを約3,800点収蔵し、古民芸館で季節ごとに企画展を開催しています。古民芸館の坪庭は、著名な造園家の中根金作(なかねきんさく)が作庭しており、お庭好きには必見です!
園内でもひときわ大きな存在感を放つ建物は「商工奨励館(しょうこうしょうれいかん)」です。明治32(1899)年、「香川県博物館」として建てられた建物で、香川県の文化・芸術・産業の発信の拠点を担っていました。本館1階では『栗林公園』の見どころや歴史、ゆかりの人物を紹介しています。西館には「ガーデンカフェ栗林」があり、香川県の食材を使った多様なメニューを提供しています。
<讃岐民芸館>
古民芸館、瓦館、惜々亭(せきせきてい)、新民芸館からなる「讃岐民芸館」。建物は建築家・山本忠司(当時、香川県建築課所属)が設計し、デザインの一部には「讃岐民芸館」初代館長であった和田邦坊(わだくにぼう)が関わっています。焼物・木工・漆器など、生活に密着した民芸品などを約3,800点収蔵し、古民芸館で季節ごとに企画展を開催しています。古民芸館の坪庭は、著名な造園家の中根金作(なかねきんさく)が作庭しており、お庭好きには必見です!
『栗林公園』の東門横にある「栗林庵」には、県民なら誰もが知る定番商品から隠れた逸品まで、知らなかった香川の魅力を発見できる商品がたくさん並んでいます。店内をゆっくりとまわり、お店のスタッフが日々アンテナをはって集めた県内の美味しい食べ物や素敵な工芸品を手に取って、旅の思い出や大切な人へのお土産を選んでみてください!
☎087-812-3155
営業時間<年中無休(臨時休業を除く)>
(11~1月)9:00~17:00
(2・10月)9:30~17:30
(3~9月)10:00~18:00
※栗林公園の外にあるため公園の入場券は必要ありません
続いては、水戸の偕楽園(かいらくえん)、岡山の後楽園(こうらくえん)とともに日本三名園に数えられている石川の『特別名勝兼六園』をご紹介します。
兼六園の名称は、優れた景観の代名詞「六勝(ろくしょう)」に由来します。六勝とは、宏大(こうだい)・幽邃(ゆうすい)・人力(じんりょく)・蒼古(そうこ)・水泉(すいせん)・眺望(ちょうぼう)のこと。宋時代の書物『洛陽(らくよう)名園記』に、相反する六つの景観(六勝)を兼ね備えているのは「湖園」だけと記されていますが、まさに金沢の「兼六園」は六勝を兼ね備えた庭園であることから名付けられました。
池泉回遊式の広大な園内は、大きな池、築山(つきやま)、御亭(おちん)や茶屋が点在し、それらに立ち寄りながら遊覧できるようになっています。そして園内を流れる曲水にはいくつもの橋が架かり、多彩な樹木や苔の緑、春の桜、初夏のカキツバタ、秋の紅葉、冬の雪吊りなど、四季折々の美しさが訪れる人を魅了します。
兼六園の名称は、優れた景観の代名詞「六勝(ろくしょう)」に由来します。六勝とは、宏大(こうだい)・幽邃(ゆうすい)・人力(じんりょく)・蒼古(そうこ)・水泉(すいせん)・眺望(ちょうぼう)のこと。宋時代の書物『洛陽(らくよう)名園記』に、相反する六つの景観(六勝)を兼ね備えているのは「湖園」だけと記されていますが、まさに金沢の「兼六園」は六勝を兼ね備えた庭園であることから名付けられました。
池泉回遊式の広大な園内は、大きな池、築山(つきやま)、御亭(おちん)や茶屋が点在し、それらに立ち寄りながら遊覧できるようになっています。そして園内を流れる曲水にはいくつもの橋が架かり、多彩な樹木や苔の緑、春の桜、初夏のカキツバタ、秋の紅葉、冬の雪吊りなど、四季折々の美しさが訪れる人を魅了します。
兼六園には七つの出入口(料金所)があり、桂坂口、桜ヶ岡口、上坂口、小立野口、随身坂口、真弓坂口、蓮池門口のどこからでも入園・退園できます。金沢城公園、金沢21世紀美術館、本多の森にある美術館・博物館、ひがし茶屋街なども観光するなら、最寄りの出入口をSTART・GOALとして利用すると便利です。
敷地は約11.4万平方メートルもあるので、漫然と歩くよりも出入口の料金所で渡されるパンフレットを参考におすすめコースを巡るほか、「兼六園めぐりガイドツアー」に参加したり、観光ボランティアガイド「まいどさん」に案内を依頼するのもおすすめ!
写真は、ぜひ見ておきたい園内の名所を「桂坂口」から入園するコースを時計回りでご紹介しています!
☎076-234-3800(石川県金沢城・兼六園管理事務所)
[開園時間]
3/1~10/15 7:00~18:00(最終入園 17:30)
10/16~2/末日 8:00~17:00(最終入園 16:30)
[入園料金]
大人(18歳以上)320円
小人(6歳~18歳未満)100円
※6歳未満及び65歳以上無料(要証明書)
3/1~10/15 7:00~18:00(最終入園 17:30)
10/16~2/末日 8:00~17:00(最終入園 16:30)
[入園料金]
大人(18歳以上)320円
小人(6歳~18歳未満)100円
※6歳未満及び65歳以上無料(要証明書)
兼六園は「さくら名所100選」(「日本さくらの会」選定)に県内で唯一選ばれているスポット。ソメイヨシノなど約400本の桜が園内を彩り、兼六園菊桜や兼六園熊谷といった貴重な桜もあります。園内のお花見スポット「花見橋」から見る曲水と桜、眺望台の付近が桜の名所として人気です。通常は入園料がかかりますが、桜の開花時期は無料開放されるのも嬉しいですね。
兼六園が初めての方も、過去に訪れたことがある方も、季節ごとの風情があり、昼と夜で表情を変える兼六園を訪れてみてください。何度訪れても感動がある、それが日本三名園であり、日本の文化財指定庭園 特別名勝にも選ばれている兼六園です。
《兼六園 無料開園》
・12月31日~1月3日までの年末年始(大晦日から元旦にかけては夜間も開放)
・観桜期の約1週間(開花の時期により毎年変動)
※令和5(2023)年は3月27日(月)~4月2日(日) までの7日間
・金沢百万石まつりの3日間
・8月14日から16日までのお盆期間
・文化の日(毎年11月3日)
《金沢城・兼六園四季物語 令和5(2023)年度予定》
・観桜期:3月27日(月)~4月2日(日)
・春の段:5月3日(水・祝)~5月6日(土)
・初夏の段:6月3日(土)
・ホタル観賞会:6月30日(金)~7月1日(土)、7月7日(金)、8日(土)
・秋の段:9月30日(土)、10月7日(土)、8日(日)、14日(土)、21日(土)、28日(土)、
11月3日(金・祝)、4日(土)、11日(土)、18日(土)、23日(木・祝)~25日(土)
・冬の段:令和6(2024)年2月3日(土)、10日(土)、11日(日・祝)、17日(土)
・北陸新幹線県内全線開業特別ライトアップ:令和6(2024)年3月16日(土)、17日(日)
兼六園が初めての方も、過去に訪れたことがある方も、季節ごとの風情があり、昼と夜で表情を変える兼六園を訪れてみてください。何度訪れても感動がある、それが日本三名園であり、日本の文化財指定庭園 特別名勝にも選ばれている兼六園です。
《兼六園 無料開園》
・12月31日~1月3日までの年末年始(大晦日から元旦にかけては夜間も開放)
・観桜期の約1週間(開花の時期により毎年変動)
※令和5(2023)年は3月27日(月)~4月2日(日) までの7日間
・金沢百万石まつりの3日間
・8月14日から16日までのお盆期間
・文化の日(毎年11月3日)
《金沢城・兼六園四季物語 令和5(2023)年度予定》
・観桜期:3月27日(月)~4月2日(日)
・春の段:5月3日(水・祝)~5月6日(土)
・初夏の段:6月3日(土)
・ホタル観賞会:6月30日(金)~7月1日(土)、7月7日(金)、8日(土)
・秋の段:9月30日(土)、10月7日(土)、8日(日)、14日(土)、21日(土)、28日(土)、
11月3日(金・祝)、4日(土)、11日(土)、18日(土)、23日(木・祝)~25日(土)
・冬の段:令和6(2024)年2月3日(土)、10日(土)、11日(日・祝)、17日(土)
・北陸新幹線県内全線開業特別ライトアップ:令和6(2024)年3月16日(土)、17日(日)
今回、香川県は国内の文化財庭園では最大の広さを誇る『特別名勝栗林公園(りつりんこうえん)』、石川県は日本三名園の一つ『特別名勝兼六園(けんろくえん)』を紹介しました。
ぜひ両県を訪れて、日本が誇る庭園の魅力に触れてみてください。
石川県の「ほっと石川旅ねっと」でも特集を掲載中!
うどん県旅ネットでは紹介しきれなかった石川県のスポットや情報を掲載しておりますので是非併せてごらんください!
》ほっと石川旅ねっと お庭の国宝!「兼六園」の六勝、「栗林公園」の一分百景を探訪
ぜひ両県を訪れて、日本が誇る庭園の魅力に触れてみてください。
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