7月2日は「うどんの日」
古くからうどん県の農家では、麦刈りから田植えまでの忙しい日々が一段落する「半夏生(はんげしょう)」の日に、田植えや麦刈りで忙しかった繁忙期の労をねぎらう意味でうどんを食べる風習がありました。そのため「半夏生」にあたる7月2日を「うどんの日」と定め、県内では献麺式やうどん接待(無料サービス)が行われ盛り上がります。
年明けうどん
うどんは、太くて長いことから、古来より長寿を祈る縁起物として食べられてきました。「年明けうどん」とは“白い”うどんに“紅”の具材を添えて食べることで、その年の幸せを願うものです。紅い具材はかまぼこや海老の天ぷら、梅干、金時人参のかき揚げなど紅いものであれば何でもOK。紅白のうどんを食べて新しい年をお祝いしましょう!
蛇口からうどんだしが…!
「うどん県では蛇口をひねると、うどんのだしが出る!」。そんな不思議な蛇口が実際に存在します。高松空港の2階「空の駅かがわ」の一角と、四国空市場(YOSORA)の2か所あります。蛇口から出てくる“うどんだし”はいりこをベースにした素朴な味わいです。備え付けのコップで試飲できますよ。一口飲めば、本場のさぬきうどんを食べたくなるかも?
新築した風呂でうどん?
「初風呂うどん食え」の風習が県西部を中心に今も残るうどん県。これは、家を新築した際の新しいお風呂には年長者から順に入り、湯船でうどんを食べる習わしです。 何とも不思議な光景ですが、「中風(ちゅうぶ)せずに太く長く生きられるように」の願いが込められているとの一説も。節目の日にうどんを食べるうどん県ならではの独特のスタイルです。
飲んだ後のシメうどん
うどん県では飲んだ後のシメといえば、やっぱり「うどん」が定番。シメうどんとして意外と人気なのが「カレーうどん」や「肉うどん」のガッツリ系。小腹がすいた時にぴったりの一杯です。繁華街では深夜まで営業しているお店もあるので、飲んだ後はうどん店へGO!