従来の日本の旅スタイルは、特定の時期に一斉に休み、宿泊日数も短く、観光地や交通機関は大混雑。安心で快適な旅をするには、休暇の分散化は不可欠です。

テレワークが普及してきたことにより仕事のスタイルは多様化し、新しい生活へと様変わりし始めています。これからは自宅でも職場でもなく自分の好きな場所で仕事ができる時代。この新しい日常が求められている中、今注目されているのが「ワーケーション」。テレワークができることによって、自分の住まいとは異なる土地で新たなことにチャレンジしたり、観光地やリゾート地で余暇を楽しみながら働くといった新しいスタイルが魅力です。

いつもと違う環境で仕事に集中することで作業効率が上がったり、想像力が湧きやすくクリエイティブな力が発揮されることでしょう。また、その土地の人々との新しい交流によって、可能性が広がり新たな価値が生まれるかもしれません。

すぐ近くに豊かな自然を感じることができる香川県は、なおさらワーケーションに最適な場所ともいえるでしょう。

平日には一人で市内に滞在し、週末に家族を呼んで離島に滞在するなんてスタイルもぜひおススメ。仕事もはかどる上に家族にも喜んでもらえる過ごし方のひとつです。

仕事もオフタイムも充実できるワーケーションで、新しいお仕事スタイルを見つけてみませんか。

47都道府県で一番面積が小さい香川県ですが、アートで有名な直島や豊島、フォトジェニックなスポットが多い小豆島、天空の鏡と称される父母ヶ浜など、多くの魅力にあふれ、簡単に足を運べるのが魅力です。
まずは気軽に3泊4日程度の期間からリモートワークや週末の地方暮らしを体験をしてみるのはいかがですか。
東京からは飛行機で1時間20分ほど。関西からは鉄道や高速道路を使って2～3時間と、アクセスも抜群です。

＜平日は市内にステイ　就業時間はコワーキングスペースを活用＞
ホテルではなく、あえて「コワーキングスペース」を利用し、知らない土地でのコミュニケーションを楽しんでみてはいかがでしょう？新しいビジネスパートナーで出会えるかも！？

＜自然に囲まれながらリゾートエリアでリモートワーク＞
瀬戸内海に点在する島々に渡り、島の空気の中でリモートワークを行うケースも増えています。
朝起きて軽く運動、海沿いのカフェレストランで朝食をとり、リラックスした状態でPCに向かうなど、贅沢なお仕事スタイルが実現できます。
高松港からフェリーで約15分の女木島や、高速船で約35分の小豆島などがおすすめです。

＜1日目（木曜日）＞
午前中：高松市内に到着してホテルに荷物を預けたら、まずはうどん店へGO！ 人気店は混みあうので早めのランチがおすすめです。
午後：高松市内はコワーキングスペースが充実。まずは半日過ごしてみて、雰囲気を体感してみて。
就業後：高松初日の夜は、ご当地グルメとして人気の「骨付鳥」はいかがでしょう。仕事終わりのビールにもぴったり。ホテルに荷物を預けてあるから、あとはチェックインして部屋に入るだけ！

＜2日目（金曜日）＞
朝：海辺を軽くお散歩。通勤時間が無いから、いつもと同じ時間に起きてもゆったりと過ごせます。
9時～17時：この日は仕事に集中。ホテルの部屋やラウンジでそのまま過ごしても良し、気持ちを切り替えたい方は市内のコワーキングスペースを利用するのもおススメ。市内を歩くだけでも、知らない土地の様子にワクワクします。
夕方～：お天気が良ければ、市内から30分で行ける屋島にでかけてみませんか。オレンジ色の夕日に照らされキラキラと輝く海とそこに浮かぶ島の美しいシルエットに、心安らぐひとときを。

＜3・4日目（土・日曜日）＞
高松から日帰りで行ける、アートの島「直島」「豊島」へ。

直島：アートの島として知られ、高松港からフェリーで約1時間、高速船で約30分ほどの距離にあります。フェリーが発着する宮ノ浦、戦国時代の城下町を原形とする本村（ほんむら）、漁港の積浦（つむうら）の3つの集落があり、古い町並みと現代アートが見事に調和しています。丸一日、存分にアートを満喫できる島です。

豊島：高松港からは、高速船で約35分ほど。直島とともに現代アートを楽しめる島。なだらかな島の斜面に広がる美しい唐櫃（からと）の棚田や、青い海と白い砂浜が広がる神子ヶ浜など、豊かな自然美も堪能できます。

4日目は、島から高松港に戻りそのまま帰路へ。
気軽にトライしやすい過ごし方です。