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大窪寺
四国霊場八十八ヶ所・第88番札所で、結願の寺。矢筈山(788m)の東側にあり、寺に上る石段脇に「八十八番結願所」の石碑があり、参拝客には感慨深いものがあります。二天門をくぐると正面に本堂があります。大師堂の内拝口から地下へ進むと、中には八十八ヶ所すべての本尊があり、お砂踏みができます。大窪寺は、行基菩薩にはじまり、弘法大師が奥の院の岩窟で修行し中国の恵果阿闇梨(けいかあじゃり)から授かった錫杖を納めて山の窪地に寺を建てたことから寺の名がつきました。古くから女性の参拝を許していたので、「女人高野」と言われています。 映画「ロード88」のロケ地にもなりました。
香川県東部(津田の松原など) 【歴史】四国遍路、島遍路 【歴史】寺社仏閣 【文化】映画ロケ地 -
金刀比羅宮
古くから「こんぴらさん」として親しまれている海の神様です。参道の長い石段は有名で、参道口から御本宮まで785段、奥社までは、1,368段にも及びます。参道から奥社までの石段沿いには大門、五人百姓、国の重要文化財「書院」。広い境内には国の重要文化財「旭社」など由緒ある建造物が点在するほか、宝物館などには第一級の美術品や文化財が陳列されています。 参道の両脇には土産物やうどんの店などが並び、周辺には、旧金毘羅大芝居(金丸座)や高灯籠など見どころも数多くあります。 映画「瀬戸内少年野球団」「男はつらいよ寅次郎の縁談」「UDON」「きな子」等のロケ地にもなりました。
香川県中部(瀬戸大橋、丸亀城、金刀比羅宮など) 【歴史】寺社仏閣 【文化】映画ロケ地 -
総本山善通寺
総本山善通寺は、弘法大師空海が御誕生された地であり、四国八十八ヶ所霊場の75番札所でもあります。また京都の東寺、和歌山の高野山とならぶ弘法大師三大霊跡のひとつとして、古くから篤い信仰をあつめています。 総面積約45,000平方メートルに及ぶ広大な境内は、「伽藍」と称される東院、「誕生院」と称される西院の東西二院に分かれています。金堂、五重塔などが建ち並ぶ「伽藍」は、創建時以来の寺域であり、御影堂を中心とする「誕生院」は、お大師さまが御誕生された佐伯家の邸宅跡にあたり、ともに弘法大師御誕生所としての由縁を今に伝えています。
香川県中部(瀬戸大橋、丸亀城、金刀比羅宮など) 【歴史】四国遍路、島遍路 【歴史】寺社仏閣 【文化】映画ロケ地 -
根香寺
四国霊場八十八ヶ所・第82番札所。巡行中の弘法大師が、この地を訪れて五色台の中の主峰、青峰に花蔵院と建立しました。また、智証大師が霊木で千手観音像を刻んで千手院を創建し、この二院を総称して根香寺と号したと伝えられています。
高松市周辺(栗林公園、屋島、直島など) 【歴史】四国遍路、島遍路 【歴史】寺社仏閣 -
屋島寺
四国霊場八十八ヶ所・第84番札所。もとは天平勝宝6年に鑑真和上が唐から東大寺に向かう途中屋島を訪れ、屋島北嶺にお堂を建てたのがはじまりで、四国霊場唯一鑑真和上が開基したお寺として有名です。のちの弘仁6年に弘法大師が嵯峨天皇の勅願により北嶺にあった伽藍を南嶺に移し、十一面千手観音坐像を刻んで本尊とし、第84番の霊場に定められました。
高松市周辺(栗林公園、屋島、直島など) 【歴史】四国遍路、島遍路 【歴史】寺社仏閣 -
弥谷寺
四国霊場八十八ヶ所・第71番札所。仁王門から本堂までの急勾配な石段は、なんと540段という難所。大師堂は、岩壁を背に、囲まれたように建てられています。中へ入ると獅子が口を開いたような形をした岩窟があり、大師像など、数々の仏像が安置されています。また、境内のあちこちでは「麿崖仏(まがいぶつ)」を拝むことができます。
香川県西部(琴弾公園など) 【歴史】四国遍路、島遍路 【歴史】寺社仏閣 -
白鳥神社
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の魂が白鳥になって降り立ったといわれる神社。春・夏・秋に、盛大な大祭が開催されます。また、神社内にある通称「御山(みやま)」は標高3.6m。日本一低い山として地域おこしをしています。白鳥神社では登山証を発行しています。
香川県東部(津田の松原など) 【歴史】寺社仏閣 -
雲辺寺
阿讃山脈の雲辺寺山(標高927m)に「66番札所雲辺寺」があります。四国霊場中最高峰に位置すること、また修行道場であったことから別名「四国高野」とも呼ばれています。香川県の1番ではありますが実際は徳島県に位置します。ただし、登山ロープウェイは香川県側にあります。境内は約40ヘクタールの広さを持ち、杉、ひのき、モミ、トガなどの古木に囲まれており神々しいばかりの霊気をかもし出しています。およそ1200年の歴史を持ち、弘法大師が刻んだといわれる秘仏「千手観音菩薩像」が本尊として祀られており、紫陽花や紅葉の季節には数多くの参拝客が訪れます。また、境内にはナスの形をした腰掛「おたのみなす」が設置され、腰かけて祈ると「物事が成就する」ということで、若い女性も多く訪れています。
香川県西部(琴弾公園など) 【歴史】四国遍路、島遍路 【歴史】寺社仏閣 -
白峯寺
四国八十八ヶ所霊場・第81番札所で、五色台の白峰山にある古刹です。弘仁6年(815年)弘法大師(空海)が、白峯山中に如意宝珠を埋め、閼伽井(あかい)を掘り、後に智証大師(円珍)が堂宇を建立したと伝えられています。 当寺にはすべての干支の守り本尊が各堂に祀られており、四国で唯一の御陵である白峯陵が隣接し、讃岐三天狗、日本八天狗の一狗である白峯大権現(相模坊)が守護しています。 また県内最大落差を誇る稚児の滝があり、一年を通して花が楽しめ、特に春は桜、夏は紫陽花、秋は紅葉が有名でシーズンには多くの参拝者が訪れます。 県道鴨川・五色台線から白峯寺へ入る途中にある苔むした石造りの「白峯寺十三重塔」をはじめ、境内には国指定の重要文化財のお堂が立ち並びます。
香川県中部(瀬戸大橋、丸亀城、金刀比羅宮など) 【歴史】四国遍路、島遍路 【歴史】寺社仏閣 -
八栗寺
四国霊場八十八ヶ所・第85番札所。弘法大師が修行中に5本の剣が降ってきたので、それを山中に埋めて山の鎮護とし大日如来の像を刻んだことにちなみ、五剣山と名付けられました。また入唐前に入唐求法の成否を占うために植えた8個の焼き栗が、帰国後再訪すると全て成長繁茂していたので、八国寺を八栗寺と改めました。
高松市周辺(栗林公園、屋島、直島など) 【歴史】四国遍路、島遍路 【歴史】寺社仏閣 -
道隆寺
四国霊場八十八ヶ所・第77番札所。和銅5年(奈良時代頃)この地方の領主・和気道隆公が、誤って矢で射殺してしまった乳母の供養に桑の大木から薬師如来像を彫り、堂を立てたのが寺のおこりといわれています。その領主の名に由来して道隆寺とされました。のちに弘法大師が薬師如来像を彫り、領主の小像を胎内に納めて安置したので二体薬師とも呼ばれ秘仏となっています。また、眼なおし薬師さまとして眼病にご利益があると信仰されています。
香川県中部(瀬戸大橋、丸亀城、金刀比羅宮など) 【歴史】四国遍路、島遍路 【歴史】寺社仏閣 -
曼荼羅寺
四国霊場八十八ヶ所・第72番札所。創建は飛鳥時代の596年と伝えられ、最初は世坂寺と呼ばれていました。弘法大師が唐から帰ってのち、母・玉依御前の菩提寺としておよそ3年かけて寺を建立し、曼荼羅と改名したと伝えられています。石橋を渡ると正面が格天井も見事な本堂、その右手が藤原時代の聖観音立像が安置された観音堂。石橋の左手奥には桜の木に囲まれた大師堂があります。また、境内には、春の日に西行が腰かけているうちに眠ってしまったという「西行の昼寝石」や、桜の花が咲くころ笠を桜の木にかけたまま忘れてしまったという「西行法師笠掛けの桜」があります。
香川県中部(瀬戸大橋、丸亀城、金刀比羅宮など) 【歴史】四国遍路、島遍路 【歴史】寺社仏閣 -
桃太郎神社(熊野権現)
桃太郎と三人の勇士、爺婆の墓や石碑がある。鬼無桃太郎伝説は稚武彦命が三人の勇士を従えて海賊退治をおこなったという話を、讃岐国司だった菅原道真が地元の漁師から聞き、おとぎ話にまとめたものが全国に広まったとされています。 三人の勇士の出身は、綾南町陶の猿王・岡山の犬島・鬼無の雉ガ谷とされ、弓を空打ちして鬼を追い払った場所とされる弦打、鬼に勝利して勝どきを上げた勝賀山など、桃太郎にまつわる地名が残っていることから女木島大洞窟の発見後、桃太郎伝説は鬼無の発祥といわれるようになりました。 毎年、桃の花が咲く3月の最終日曜日、鬼無桃太郎まつりがおこなわれ、寸劇や相撲などでにぎわいます。 ※2014年は、4月26日(土)に桃太郎サミット高松大会の開催にあわせて、鬼無桃太郎まつりは4月27日(日)に実施されます。
高松市周辺(栗林公園、屋島、直島など) 【歴史】寺社仏閣 -
金倉寺
四国霊場八十八ヶ所・第76番札所。天台宗寺門派の園城寺の末寺で、本尊は智証大師作の薬師如来、脇に日光・月光両菩薩を安置している。また、寺宝としては鎌倉時代の作で国の重要文化財「絹本著色智証大師像」と室町時代の作とされる市指定文化財の「絹本著色両界曼荼羅」がある。空海の姪の子にあたる円珍(智証大師)が原田の里にあった道善寺を金倉郷の円珍誕生の地に移転拡大し、延長6年(928年)に金倉寺と名を改めたと伝えられている。明治時代には、善通寺第十一師団初代師団長の乃木希典が宿舎として住み、狩野派の絵師が描いた襖絵も見事な客殿には、文具や軍帽などの遺品が大切に保管されている。
香川県中部(瀬戸大橋、丸亀城、金刀比羅宮など) 【歴史】四国遍路、島遍路 【歴史】寺社仏閣 -
国分寺
四国霊場八十八ヶ所・第80番札所。天平13年(741年)聖武天皇の勅願により、全国に国分寺が建立され、阿波15番札所・土佐29番札所・伊予59番札所の国分寺と同じく行基が開基し、十一面千手観世音菩薩を安置しました。のちの弘仁年間(810~824年)に弘法大師が仏像を補修し、霊場に定めました。
高松市周辺(栗林公園、屋島、直島など) 【歴史】四国遍路、島遍路 【歴史】寺社仏閣 -
本山寺
四国霊場八十八ヶ所・第70番札所、五重塔が立つ境内の景色は壮観です。本堂は寄棟造り、本瓦葺きの重厚な建物。正安2年(1300年)の創建で戦火を逃れ、当時の姿を残しています。外観は京都風、内部は奈良風の鎌倉時代の折衷様式の傑作で、国宝に指定されています。また四国霊場88ヶ所の中で唯一の「馬頭観音」を本尊に持っています。
香川県西部(琴弾公園など) 【歴史】四国遍路、島遍路 【歴史】寺社仏閣 -
天皇寺
四国霊場八十八ヶ所・第79番札所。崇徳上皇の冥福を祈願して崇徳天皇社が建立され、天皇ゆかりの寺ということで「天皇寺」と呼ばれるようになりました。近くには、崇徳上皇ゆかりの白峰神社があります。
香川県中部(瀬戸大橋、丸亀城、金刀比羅宮など) 【歴史】四国遍路、島遍路 【歴史】寺社仏閣 -
甲山寺
四国霊場八十八ヶ所・第74番札所。甲山寺は善通寺派の関係寺院で本尊は薬師如来。弘法大師が満濃池を修築した功績で朝廷より賜った報償金によって寺を建て、自ら本尊を祀ったと伝えられています。本堂左手の石段を登ると大師堂、その上には寺の縁起となった毘沙門天を祀る岩窟があります。別名「うさぎ寺」とも呼ばれ、境内では14羽のうさぎ瓦と2羽のうさぎ親子石像が参拝者を見守っています。
香川県中部(瀬戸大橋、丸亀城、金刀比羅宮など) 【歴史】四国遍路、島遍路 【歴史】寺社仏閣 -
大興寺
四国霊場八十八ヶ所・第67番札所、別名「小松尾寺」。仁王門は見ごたえがあり、寄木造りの金剛力士像は、高さが3.14mで四国霊場最大の大きさ。また、仁王門をくぐると、弘法大師御手植えのいわれが残るクスやカヤの大木がどっしりと構えており、歴史の深さを感じさせます。
香川県西部(琴弾公園など) 【歴史】四国遍路、島遍路 【歴史】寺社仏閣 -
讃岐宮 香川縣護國神社
讃岐宮香川縣護國神社は約1万200坪の広大な敷地を有し、約4,600本の木々が植えられた緑の森に囲まれています。ここは明治維新以来、国のために尊い命をささげた香川県出身の英霊を主祭神とし警察消防の殉職者が祀られていて、境内には遺品を展示した史料館などがあります。また、讃岐宮の北に隣接して、乃木希典と静子夫妻を主祭神とし後に交通安全の神様と先賢堂を御祭神として祀った乃木神社が並んでいます。
香川県中部(瀬戸大橋、丸亀城、金刀比羅宮など) 【歴史】寺社仏閣 日本文化・歴史体験