金倉寺

こんぞうじ
 

四国霊場八十八ヶ所・第76番札所。天台宗寺門派の園城寺の末寺で、本尊は智証大師作の薬師如来、脇に日光…

四国霊場八十八ヶ所・第76番札所。天台宗寺門派の園城寺の末寺で、本尊は智証大師作の薬師如来、脇に日光・月光両菩薩を安置している。また、寺宝としては鎌倉時代の作で国の重要文化財「絹本著色智証大師像」と室町時代の作とされる市指定文化財の「絹本著色両界曼荼羅」がある。空海の姪の子にあたる円珍(智証大師)が原田の里にあった道善寺を金倉郷の円珍誕生の地に移転拡大し、延長6年(928年)に金倉寺と名を改めたと伝えられている。明治時代には、善通寺第十一師団初代師団長の乃木希典が宿舎として住み、狩野派の絵師が描いた襖絵も見事な客殿には、文具や軍帽などの遺品が大切に保管されている。

住所 〒765-0031 香川県善通寺市金蔵寺町1160
電話番号 0877-62-0845
営業時間 参拝時間7:00~17:00
駐車場 あり
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