温暖で降水量が少なく、日照時間が長い気候風土の小豆島。オリーブ栽培には適した土地です。4月頃に新芽が出始め、5月頃には白い小さな花を咲かせます。10月上旬頃からオリーブの実の収穫を開始。フレッシュでコクのある「オリーブの新漬け」の販売が始まるのがこの時期です。その後、10月中旬ごろから1月にかけて、採油されたてのエキストラバージンオリーブオイルが販売されます。品質には定評のあるオリーブ商品をぜひ購入してみてください。

樹齢100年以上となるオリーブの木が現存している「小豆島オリーブ園」。園内には約2000本のオリーブの木が育つ「オリーブの森」が広がります。ここで収穫されたオリーブを使ったエキストラバージンオイル、ドレッシング、化粧品などのお土産を買えるショップや、オリーブを使った美味しい料理が味わえるレストランは多くの観光客で賑わっています。小豆島にゆかりのある彫刻家イサム・ノグチの遊具彫刻や、AKARIを展示したギャラリーなども楽しむことができます。

オリーブの故郷・ギリシャをイメージした「道の駅 小豆島オリーブ公園」。広々とした園内にはオリーブの歴史に触れられる「オリーブ記念館」、約120種類のハーブを栽培する「花と香りのガーデン」など、オリーブやハーブの魅力を感じることができる施設が充実しています。ギリシャの風車、白亜の建造物、オリーブのアーチに囲まれた小道など、記念撮影をしたくなるスポットがたくさん！映画『魔女の宅急便』(実写版）のロケセットがそのまま残っていますので、「魔法のほうき」を無料レンタルして、インスタ映えする写真を撮影するのもおすすめです。

小豆島屈指のオリーブ農園・井上誠耕園が運営するオリーブ専門の複合施設「らしく園」。瀬戸内の豊かな食材を使ったオリーブ料理が楽しめるカフェレストランや、オリーブを使った食品、化粧品、雑貨が手軽に買えるショップなどが入った施設です。「マイオリーブオイル作り」「オリーブの寄せ植え体験」「オリーブオイル美容体験」などのオリーブを身近に感じられる体験ができます。

小豆島オリーブ園内にある体験スペース 「LaboleA（ラボレア）」では世界各国のオリーブオイルをブレンドして、自分だけのオリーブオイルを作ることができます。まずは各国のオリーブオイルを味わいます。気候や生産地、原料となるオリーブの品種によって味が違うため、自分好みのオイルを見つけましょう。何種類かのオイルをブレンドし、オリジナルオイルを作ります。カラフルな瓶の中からお気に入りの色を選んでオイルを流し込み、オリジナルラベルを貼ったらできあがり！世界にひとつだけのオリーブオイルの完成です。（前日までに要予約）

道の駅 小豆島オリーブ公園内の「花と香りのガーデン」では、“オリーブとハーブを五感で楽しむ”をコンセプトにしたクラフト体験ができます。オリーブプレートにハーブやオリーブの枝を可愛くデコレーション、ボトルにハーブをつめて醤油とオイルを注いだハーブオイル＆ソイソース作り、オリーブオイルを配合したお肌に優しい石鹸作りなど、さまざまな手作り体験を楽しめます（季節によって体験内容は変わります）。

オレイン酸が多く含まれているため、美容効果が高いとされているオリーブオイル。オレイン酸は人の皮脂に多く含まれる成分で、お肌を汚れや乾燥から守る効果があります。オリーブエステでは絞りたての新鮮なオイルでお肌をやさしく包み込み、心身をリラックスさせます。島宿真里では小豆島産のエキストラバージンオリーブオイルを使用したオリーブエステが体験（宿泊者のみ）できます。