金刀比羅宮・例大祭(琴平町)
「例大祭」は金刀比羅宮で最も重要な神事です。10月10日はご神体が御本宮から神輿に乗って、人々が暮らす門前町の御旅所まで下る、「お下がり」の日。夜には金色の御神輿(ごしんよ)を担いだ総勢500名の神職が町に繰り出す様子を見るために、毎年数万人の人で沿道が賑わいます。道太鼓が鳴り響き、平安絵巻きを思わせる神輿一行は厳かな雰囲気の中約2キロメートルの道のりをゆっくりと進み、深夜に目的地の御神事場に到着。この神事の歴史は古く、江戸時代以前よりはじまり現在まで続いています。
秋祭り太鼓台奉納 (小豆島町・土庄町)
その年の豊作に感謝する小豆島を代表する秋祭り。各地区の祭りにはそれぞれ特徴があり、異なった日に開催されます。
・10月11日開催 葺田八幡神社(福田地区)では、太鼓の前で清めの獅子舞を披露します。
・10月15日開催 内海八幡神社(内海地区)では、約8メートルある「のぼり」を使って若い衆が曲芸のような技を披露します。
・10月16日開催 池田亀山八幡宮(池田地区)では、海から太鼓台を舟で運び入れる「オシコミ」が見られます。
・10月11日開催 葺田八幡神社(福田地区)では、太鼓の前で清めの獅子舞を披露します。
・10月15日開催 内海八幡神社(内海地区)では、約8メートルある「のぼり」を使って若い衆が曲芸のような技を披露します。
・10月16日開催 池田亀山八幡宮(池田地区)では、海から太鼓台を舟で運び入れる「オシコミ」が見られます。
琴弾八幡宮大祭(観音寺市)
源平合戦時に源義経が戦勝祈願したことで知られ、“勝利の神様”と言われるようになった琴弾八幡宮を舞台に催される秋祭り。周辺の地域に比べて大型の「ちょうさ(太鼓台)」が、その勇壮さを競いながら盛り上がります。各地区ごとに担がれた9つの「ちょうさ」が男たちの掛け声とともに町を練り歩く姿は迫力満点。土曜日の夜には花火が打ち上げられ、ライトアップされた華やかな「ちょうさ」との競演は見ごたえがあります。
石清尾八幡宮秋季大祭(高松市)
県下でも有数の規模を誇る秋祭り。“高松の護り神”として多くの人に親しまれている石清尾八幡宮で開催されます。各地区より「舟」と呼ばれる巨大な屋形舟などが引き出され、豪華絢爛なお神輿行列を見学することができます。祭りの期間中は、石清尾八幡宮の参詣道とされる八幡通りを歩行者天国にしてたくさんの露店や屋台が並び、祭りを楽しむ人で賑わいます。
宇多津秋祭り(宇多津町)
毎年10月下旬に実施される、宇夫階(うぶしな)神社と塩釜(しおがま)神社の例大祭をあわせた宇多津秋祭り。最大の見どころは、町家が連なる狭い路地を十数台の勇壮な太鼓台が練り歩く様子。掛け声とともに太鼓台を一斉に高く差し上げると、観客から拍手と歓声が上がります。宇多津の獅子舞は、二人の獅子若衆によって舞う「二人立ち」と呼ばれるタイプ。一人が頭部と前足を、もう一人が後ろ足と下半身を動かして、息の合った舞を演じて祭りを盛り上げます。
獅子たちの里 三木まんで願。(三木町)
お祭りのタイトルになっている「まんでがん」とは、香川県の方言で「全部」という意味。地元の伝統文化として残る獅子舞など、三木町の魅力を全部集めて“町を元気にしたい”という「願い」が込められたお祭りです。大小さまざまな獅子が入り乱れて舞い踊る「躍動獅子舞」は、大人も子どもも皆が盛り上がります。なかでも天野神社の大獅子は必見!その大きさは、高さ3m、横幅3.1m、重さ320kg(総重量680kg)、長さ28mという巨大サイズ。およそ70名が担いで舞を披露します。
善通寺空海まつり(善通寺市)
弘法大師(空海)が高野山より里帰りをして、ご先祖様へ御法楽を捧げたのが由来といわれる「善通寺空海まつり」。弘法大師の父である佐伯善通公の命日、11月3日に毎年開催されています。空海が座した姿の像を乗せた輿が市内を練り歩き、その後境内に戻り大法要が行われます。「泣き相撲」や「獅子舞奉納」など、さまざまな名物イベントが盛りだくさん。のど自慢大会や演歌歌手との競演、フリーマーケットなどもあり、たくさんの人たちで賑わいます。