鉄旅 女子部
入口はJR予讃線比地大駅前にあるロータリーの奥にあります。赤い屋根が印象的な建物は、改修前のJR琴平駅をイメージしています。屋根の尖った飾りなどは、JR琴平駅をイメージしたとのことです。
入口から館内に入ると目の前に広がるのは、所狭しと展示された大量の鉄道グッズ。もうワクワクが止まりません。
と、その前に入場料を払いましょう。入場料はドリンクが1杯付いて1人500円。入場チケットや回数券はJRの切符をイメージしたデザインになっていて、回数券はちゃんと切符切りで切ってくれるという芸の細かさです。
昔からのめり込むととことんまで極めてしまう性格だったという木川さんは、人生で2つのものに情熱を傾けてきました。1つ目は陸上競技の棒高跳び。インターハイで2連勝、アジア大会でも金メダル、銅メダルを獲得するなど輝かしい経歴をお持ちです。
そしてもう1つが鉄道です。子どもの頃に親にプラレールをプレゼントしてもらったのをきっかけに鉄道ファンになったという木川さんは、その後も長年コレクションを収集し続けました。そして定年退職を機に、もっと多くの人に楽しんでもらおうとこの博物館を作ったのだそう。
では館内を見ていきましょう。まずはホームの「1番線」表示がある鉄道模型のジオラマコーナー。日本で一般的な線路幅(実物の1/150)の鉄道模型であるNゲージより、一回り大きめの線路幅(実物の1/80)であるHOゲージの鉄道模型が走る巨大ジオラマは圧巻です。
ジオラマの中には、Kトレインワールドがある三豊市やお隣の観音寺市の有名観光地が細かく再現されていて、人気の父母ヶ浜もありました。
さらにジオラマを眺めることができる特等席には、本物の列車の窓や網棚が取り付けられていて、車窓から見ているような雰囲気を味わえます。
また資料コーナーの奥には、列車の運転席を再現したスペースもあって、実際に触ることができます。
こらちは走るのを眺めるだけでなく、模型に積んだカメラを使った列車運転のゲームが楽しめます。
奥にはプラレールのスペースがあって、多種多様なレールを使って遊ぶことができます。プラレールで遊ぶお子さんを見守る親御さんが座るシートは、実際に客車で使われていたもの。お爺ちゃん、お婆ちゃん用にシルバーシートも用意されていました。
続いて建物の外へ。施設の外周には1/10サイズのミニ鉄道の線路が敷かれていて、実際に乗ることができます。線路を横切る踏切は、移設された本物です。
自走式の他に、手こぎ式の車両もあるなどラインナップも豊富。
1つのジャンルだけでなく、様々な要素が一度に楽しめる様子はまさに「トレインワールド」。週末のこの日は年齢性別を問わず様々なお客さんで賑わっていました。訪ねてみれば鉄道旅がより充実すること、間違いなしです。
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Kトレインワールド
営業時間 10:00-16:00
営業日 土・日・祝(平日は10名以上の予約があれば午後のみ営業)
住所 香川県三豊市豊中町比地大2509-8
電話番号 050-7115-6204
入場料 500円、その他オプションにより追加料金あり