かがわオリーブオイル品質表示制度
日本ではエキストラバージンオリーブオイルの品質を示す基準がなかったことから、2014(平成26)年に香川県は独自に品質表示制度を設けました。
衛生面や製造設備の規定を満たしていると香川県から認定を受けた事業者で、香川県内で生産されたオリーブの果実から製造された食用オリーブオイルのみ、このマークを表示することができます。
品質の表示基準は2種類あり、「IOC(インターナショナル・オリーブ・カウンシル)」が定めるエキストラバージンオリーブオイルの基準に沿うものを「スタンダード」、さらに厳しい県独自の基準をクリアしたオイルを「プレミアム」としています。
この表示マークは、認定製造事業者が、毎年「化学検査」と「官能評価」を受検し、基準を満たしていることを確認したものに、表示しています。
オリーブオイル品質評価基準
●官 能 評 価…オリーブオイル特有の風味を判断する指標。
●酸 度…オイルの中に含まれている遊離脂肪酸の量。オイルになるまでの原料の新鮮さなどの指標。
数値が低いほど高品質。
●過酸化物価…オイルの酸化程度の指標。採油後の管理・保管状況により変化する。数値が低いほど高品質。
●紫外線吸光度…精製オイルや古いオイルが含まれていないかを判断する指標。数値が低いほど高品質。
●水分・揮発性成分・不溶性夾雑物…オイルのろ過の程度を判断する指標。数値が低いほど高品質。
衛生面や製造設備の規定を満たしていると香川県から認定を受けた事業者で、香川県内で生産されたオリーブの果実から製造された食用オリーブオイルのみ、このマークを表示することができます。
品質の表示基準は2種類あり、「IOC(インターナショナル・オリーブ・カウンシル)」が定めるエキストラバージンオリーブオイルの基準に沿うものを「スタンダード」、さらに厳しい県独自の基準をクリアしたオイルを「プレミアム」としています。
この表示マークは、認定製造事業者が、毎年「化学検査」と「官能評価」を受検し、基準を満たしていることを確認したものに、表示しています。
オリーブオイル品質評価基準
区分 | 品質項目 | エキストラバージンオリーブオイル | ||
スタンダード基準 | プレミアム基準 | |||
必須 | 官能評価 | 欠陥値の中央値が0.0 フルーティーさの中央値が0.0より大 |
欠陥値の中央値が0.0 フルーティーさの中央値が3.0以上 苦味及び辛味の中央値が2.5以上 |
|
化学 検査 |
酸度 | 0.80%以下 | 0.30%以下 | |
過酸化物価 | 20.0meq/kg以下 | 15.0meq/kg以下 | ||
紫外線吸光度(K232) | 2.50以下 | 2.50以下 | ||
紫外線吸光度(K270) | 0.22以下 | 0.22以下 | ||
紫外線吸光度(ΔK) | 0.01以下 | 0.01以下 | ||
任意 | 化学 検査 |
水分・揮発性成分 | 0.2重量%以下 | 0.2重量%以下 |
不溶性夾雑物 | 0.10重量%以下 | 0.10重量%以下 |
●官 能 評 価…オリーブオイル特有の風味を判断する指標。
●酸 度…オイルの中に含まれている遊離脂肪酸の量。オイルになるまでの原料の新鮮さなどの指標。
数値が低いほど高品質。
●過酸化物価…オイルの酸化程度の指標。採油後の管理・保管状況により変化する。数値が低いほど高品質。
●紫外線吸光度…精製オイルや古いオイルが含まれていないかを判断する指標。数値が低いほど高品質。
●水分・揮発性成分・不溶性夾雑物…オイルのろ過の程度を判断する指標。数値が低いほど高品質。