ほかに訪れたい“香川の建築”

瀬戸内海歴史民俗資料館(山本忠司氏設計)
瀬戸内海を一望できる景勝地として知られる五色台山上に佇む「瀬戸内海歴史民俗資料館」。石積みと打ち放しコンクリートで構築された建物は豊かな自然に溶け込んでいます。館内では木造船や漁撈用具、船大工用具(国の重要有形民俗文化財)などを展示し、特色ある瀬戸内地方の暮らしと文化について紹介。日本建築学会賞を受賞し、公共建築百選にも選ばれており、建築物としても高い評価を得ています。
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丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(谷口吉生氏設計)
香川県出身の画家・猪熊弦一郎氏によって寄贈された2万点を超える作品を所蔵、常設展示にて紹介している美術館。丸亀駅前に立つと美術館入口の巨大な壁画〈創造の広場〉やオブジェが設置されたゲートプラザが広がっています。丹下研究室出身の建築家・谷口吉生氏が設計。谷口氏がニューヨーク近代美術館の増改築を担当するきっかけになったのが、この美術館だと言われています。
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香川県立東山魁夷せとうち美術館(谷口吉生氏設計)
美しい瀬戸大橋と瀬戸内海が一望できる海辺の美術館。日本画の巨匠・東山魁夷画伯の版画作品を中心に約350点を収蔵。東山魁夷の祖父が生まれた櫃石島を望む地に建てられた小さな美術館。館内のラウンジからは画伯提案のライトグレー色の瀬戸大橋を見ることができます。
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