香川県中部

丸亀港発 本島・沙弥島
気軽にアートを楽しむ旅 1泊2日

丸亀港発 本島・沙弥島<br>
気軽にアートを楽しむ旅 1泊2日
自然景観の中に溶け込んだアート作品や歴史情緒あふれる街並みなどを堪能できる1泊2日のコース。気軽にアートを楽しみたい方にもおすすめのルートです。

START

丸亀港から船で約35分(船会社:本島汽船)
1.

本島港

  • 本島港
1泊2日の旅のはじまりです。
2.

本島汽船待合所 レンタサイクル受付

  • 本島汽船待合所 レンタサイクル受付
本島港に着いたら、本島汽船待合所内でレンタサイクルの受付ができます。爽やかな風を感じながら、島のあちこちに点在しているアートスポット巡りを楽しんでみませんか。
本島内は、途中で急勾配な上り坂があったり、下り坂はスピードが出てしまう道もあります。運転時はくれぐれもご注意いただきながらサイクリングをお楽しみください。

■使用料
・普通自転車:1日…500円
・電動アシスト付き自転車:1日…1,500円
自転車ですぐ
3.

Vertrek[出航]

  • Vertrek[出航]
優れた船乗りを輩出した塩飽諸島。日本ではじめて太平洋を往復した咸臨丸にも塩飽出身の船員が多く乗船していました。このことにちなみ、石井章が咸臨丸の彫刻を制作し、記念碑のそばに設置した作品です。
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石井章「Vertrek『出航』」
Photo: Takahashi Kimito
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自転車ですぐ
4.

咸臨の家 ※屋外からの鑑賞のみ

  • 咸臨の家 ※屋外からの鑑賞のみ
咸臨丸の水夫だった横井松太郎氏の生家が会場。江戸時代の杉戸絵やモスクのタイル画、教会のモザイク画などを発想の原点にした多様で色彩豊かな空間を演出した作品です。
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眞壁陸二「咸臨の家」
Photo:Ichikawa Yasushi
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自転車ですぐ
5.

漆喰・鏝絵かんばんプロジェクト

  • 漆喰・鏝絵かんばんプロジェクト
島の人から昔話や言い伝え、島に活気があった時代のエピソードなどを聞きとり、その様子を図案化。絵看板にして、店や民家の軒先に設置した作品です。
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村尾かずこ「漆喰・鏝絵かんばんプロジェクト」
Photo: Takahashi Kimito
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自転車で約5分
6.

塩飽勤番所跡

  • 塩飽勤番所跡
江戸時代に実施された改革で塩飽全島から新たに選出された3人の年寄たちが政務を執った場所です。四方を土塀と立派な長屋門で囲まれた約450坪の敷地に本館や朱印蔵があり、信長・秀吉・家康から与えられた朱印状や海路図をはじめ、塩飽の歴史を物語る史料が展示されています。
自転車で約5分
7.

善根湯×版築プロジェクト

  • 善根湯×版築プロジェクト
かつて塩飽諸島には優秀な船大工が多くいました。江戸中期以降は、宮大工や家大工へと姿を変えて特徴的な建物を多く残しています。その歴史が忘れ去られないよう建設された作品です。
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齊藤正×続・塩飽大工衆「善根湯×版築プロジェクト」
Photo: Takahashi Kimito
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自転車で約3分
8.

笠島まち並み保存地区

  • 笠島まち並み保存地区
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された集落で、網の目のように張り巡らされた狭い道路に沿って虫籠窓に格子構えの町屋建築が建ち並んでいます。中世の笠島城の成立とともに形成された城下町としての要素ももっており、中世以来の瀬戸内の港町の一端を知ることができます。
自転車で約5分
9.

水の下の空

  • 水の下の空
作家は島で漁師の重労働や造船技術を知り、また文化をかたちづくった時の流れを感じたことで、和船を思わせる立体作品を制作。船底には古い網やロープがもつれ合い、風の中に佇み、砂をまとった船は、幻想的な町のようなレリーフです。作品の目の前に広がる海の景色も雄大で、ここまで足を伸ばしてよかったと思えるはず。
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アレクサンドル・ポノマリョフ「水の下の空」
Photo: Miyawaki Shintaro
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10.

本島内サイクリング

  • 本島内サイクリング
本島港へ戻る際は、来た道と別のルートを通ってみませんか?時間に余裕があれば、島内をぐるりと一周してみるのもおすすめ。ゆったりとした島の空気を感じながら、サイクリングを楽しんでみてはいかがでしょう。
自転車で約20分~60分
11.

本島汽船待合所

  • 本島汽船待合所
本島汽船待合所でレンタサイクルを返却。丸亀までの船旅をお楽しみください。

※本島汽船公式サイトはこちら
船で約30分
12.

丸亀市内(宿泊)

  • 丸亀市内(宿泊)
<2日目>
翌朝ホテルチェックアウト後、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館へ(10時開館)。
13.

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

  • 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
県出身の世界的洋画家、猪熊弦一郎画伯から寄贈された2万点を超える作品を所蔵し常設展示するほか、年数回企画展を開催しています。
多感な少年時代を丸亀市で過ごした猪熊画伯自らがプロデュースし、ニューヨーク近代美術館増改築設計でも知られる谷口吉生氏が設計した美術館。全国にも類を見ないユニークな”駅前美術館”として、1991年11月にJR丸亀駅前に開館しました。
エントランスの彫刻や壁画に吸い寄せられるように入っていけば、そこに猪熊ワールドが広がります。意欲的な現代アートの特別展も多く、ワークショップなどが盛んに行われています。
徒歩で約1分
14.

丸亀駅

  • 丸亀駅
JR予讃線で坂出駅へ。
鉄道で約10分
15.

坂出駅

  • 坂出駅
坂出市営バスにて香川県立東山魁夷せとうち美術館へ。
※バス詳細は、東山魁夷せとうち美術館「交通アクセス情報」をご確認ください。
バスで約20分
16.

香川県立東山魁夷せとうち美術館

  • 香川県立東山魁夷せとうち美術館
瀬戸大橋を望む絶好の地に、日本画の巨匠・東山魁夷画伯の版画作品を中心に約350点の作品を収蔵しています。東山画伯の祖父が坂出市櫃石島出身であり、香川県とゆかりが深いことから、櫃石島を望む沙弥地区に誕生した小さな県立美術館。ご遺族より寄贈された版画作品や貴重な資料が展示・保管されています。展示室の階段を降りれば、瀬戸大橋と青い海が広がっています。設計は建築家・谷口吉生氏によるものです。
徒歩ですぐ
17.

瀬戸大橋記念公園(昼食・休憩)

  • 瀬戸大橋記念公園(昼食・休憩)
瀬戸大橋を眺望する最高のロケーションにある瀬戸大橋記念公園には、架橋工事の歴史や瀬戸大橋の構造を学べる記念館をはじめ、吊橋や斜張橋をかたどった噴水、芝生広場、こども広場などがあります。瀬戸大橋架橋記念博覧会(瀬戸大橋博'88/四国)の会場跡地を整備した面積10.2haの海浜公園で、サッカー場が4面とれる球技場やターゲットバードゴルフ場も整備され、多くのスポーツファンに利用されています。さらに、園内には、彫刻家流政之氏の数多くの作品に加えて、隣接地には「香川県立東山魁夷せとうち美術館」や、108mの高さから360度のパノラマ眺望で瀬戸内海を楽しめる回転式展望タワーの「瀬戸大橋タワー」があります。
映画「UDON」(2006年公開)のロケ地にもなりました。
徒歩ですぐ
18.

八人九脚

  • 八人九脚
瀬戸大橋記念館に隣接して設置されているカラフルな彫刻作品であるこのベンチは、実際に椅子として利用可能。目の前には瀬戸大橋が広がるパノラマを一望できます。島めぐりに疲れたら、ここで腰をおろして、ゆったりと目の前の光景を眺めてみてはいかがでしょう。
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藤本修三 「八人九脚 」
Photo: Takahashi Kimito
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徒歩で約10分
19.

階層・地層・層

  • 階層・地層・層
香川県でよく採れる花崗土を盛り、芝で覆った高さ6.5メートルの小高い丘を造成。なだらかな斜面は登ることもでき、展望スポットとしても楽しめます。瀬戸大橋の白い直線と緑の丘との対比も鮮やかで、こどもから大人まで家族で楽しめます。
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ターニャ・プレミンガー 「階層・地層・層」
Photo: Takahashi Kimito
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徒歩約5分
20.

沙弥島ナカンダ浜

  • 沙弥島ナカンダ浜
瀬戸大橋を望むことができる沙弥島の北東のナカンダ浜は、史跡の宝庫としても知られています。ここからは縄文式土器やサヌカイト製石器をはじめ、製塩に使用されたと考えられる古填時代の師楽式製塩土器も出土しています。現代建築技術の粋を集めた瀬戸大橋を眺めながら、古代人の暮らしに思いを馳せてみませんか。
徒歩で約10分
21.

東山魁夷せとうち美術館前からバス乗車

  • 東山魁夷せとうち美術館前からバス乗車
坂出駅に戻り、1泊2日の旅は終了です。
お疲れ様でした。

GOAL

 コースマップ

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