江戸初期から戦後の復興期まで全国に流通した由良石の採石場跡が残る山。加工が容易で灯籠をはじめさまざまな製品の原材料となった由良石は、柱状節理の雲母安山岩です。薄い茶色と青色が混ざった上品な色あいで、皇居の東御苑の宮殿東庭にも敷かれています。採石場跡の他、防空壕などを見て、山頂（標高120m）を目指しましょう。1時間ほどで一周することができます。

新鮮な魚介料理を得意とする老舗の料理店。とれたての刺身の盛り合わせや、ジューシーで肉厚なアナゴをサクっと揚げた天ぷらが評判です。四季折々の旬の食材を使ったメニューはどれも鮮度抜群。瀬戸内の郷土の味を、和風のインテリアで統一された店内でゆったりくつろぎながら堪能しましょう。ランチタイムは混み合うので事前予約がおすすめです。

八栗寺の近く世界的銘石「庵治石」の産地にあり、太古から続く石の文化と歴史、石工の技を紹介し、資料館前の公園には、石の芸術が点在しています。石と人間の係わりを歴史的に紹介し、昭和初期の庵治石の作業風景や石工用具を常設展示しています。周辺には源平合戦の史跡も点在しています。また、各種工作教室を実施しています。詳細は高松市石の民俗資料館にお尋ねください。

石材会社の倉庫をリノベーションしたカフェ。店主と仲間たちがこつこつと手作りした空間は、随所にセンスが光ります。アンティークのテーブルやチェアに陣取れば、居心地の良さについつい長居してしまいそうです。隠れ家のような雰囲気に惹かれ、感度の高いクリエイターが県内外から足繁く通うのだとか。現実から離れて、香り高いコーヒーを味わってください。

牟礼町に庵治石の丁場（原石を切り出す採石場）を持つ老舗の石材店。ショールームでは、墓石や庭石などの大きなものから傘立てなど普段使いできるグッズまで庵治石製品がズラリそろい、見学・購入することができます。墓石や石碑に興味があれば、「お墓ディレクター」のライセンスを持ったスタッフが相談に乗ってくれます。お土産におすすめなのは、マウスパッド（5,000円）や和の草花や苔玉が似合う石皿（32,000円）。ミニ石あかりの自作キット（3,500円）も人気です。イベント「石あかりロード」の開催期間外でも石あかりを見学することができます。

牟礼町の名所とも言うべき風格の、庭付きお屋敷型うどん店。広い店内の座敷席、テーブル席もいいけれど、天気のいい日には表の縁台で青空うどんをぜひ。

夏の2ヶ月、現れる石あかりロード。源平の史跡と史跡を繋いだ石あかりの道を中心に、石あかりコンテスト、コンサート、屋台などのイベントが行われます。ロードマップに掲載されている名産庵治石の石あかりはすべて購入することができます。

石あかりロードの八栗駅近くにある工房で、「手のひらサイズの石あかり」作りの体験ができます。細かく砕いた庵治石や大理石、御影石などにビー玉やおはじき、貝殻などをうまく組み合わせて石あかりを作ります。速乾性の接着剤を使用するので、完成後すぐに持ち帰ることができます。世界に一つだけのオリジナル石あかりを作ってみませんか？

営業時間／「石あかりロード」開催期間中の土曜、
　　　　　　18:30～21:30
所要時間／30分～最長閉店まで
料金／2,000円
予約／要予約（先着10名様）