平成18年の県外観光客数は7,990千人となっており、前年に比較し増加した。これは、前年実施された「愛・地球博」の影響を受け減少していた県外からの団体客が戻ったことが影響していると思われる。
県外からの観光客数を交通機関別にみると船舶は642千人で対前年比4.7%の減少となったものの、JRは1,383千人で対前年比0.8%の増加、航空機は208千人で対前年比2.0%の増加、自動車は5,757千人で対前年比2.0%の増加となった。
宿泊を伴う県外観光客数は1,362千人で対前年比16.8%の減少となっており、日帰り県外観光客数は6,628千人で対前年比5.9%の増加となった。
わがかがわ観光推進協議会が実施した「平成18年度観光客アンケート調査」によるデータに基づき試算した結果、宿泊観光客の観光消費額は508億円、日帰り観光客の観光消費額は715億円、合計で1,223億円程度と見込まれる。
県内主要観光地(栗林公園、屋島、琴平、小豆島)への観光客数は、総計で5,056千人、対前年比1.5%の増加となった。これを各観光地別にみると、屋島が476千人で対前年比6.5%の減少、小豆島が1,070千人で対前年比7.6%の減少となったものの、栗林公園が567千人で対前年比7.5%の増加、琴平が2,943千人で対前年比8.0%の増加となった。