アートを楽しむ
瀬戸内国際芸術祭の会場にもなっている小豆島には、想像力を刺激してくれる楽しいアート作品が点在しています。そんなアートに触れれば、疲れた心もリフレッシュできるかもしれませんよ!
おすすめモデルコース
瀬戸内海では2番目に大きい小豆島では、地域によって特徴のある暮らし方をしています。醤油や佃煮などの産業が盛んなまちや、農村、小さなお店が集まるまちを、アート作品を見ながら巡りましょう。
太陽の贈り物/チェ・ジョンファ(崔正化)
瀬戸内国際芸術祭の作品で、韓国出身のアーティスト、チェ・ジョンファと地元の小学生が協働制作した作品。小豆島の玄関口にふさわしいオリーブの王冠をかたどったオブジェの葉の一枚一枚には、土庄町の小学生約100人の未来へのメッセージが刻まれています。
スター・アンガー/ヤノベケンジ
坂手港の灯台跡地に設置されたヤノベケンジの作品で、その存在感から港のシンボル・モニュメントになっています。光り輝く球体の上で、水の神様として知られる龍が叫びをあげる姿が印象的。
小豆島縁起絵巻/ヤノベケンジ(絵師:岡村美紀)
小豆島に様々な芸術作品が集まることによって展開される神話的な物語を、後世に伝え続けるための記録絵画。小豆島に伝わる逸話や、「ノアの方舟」などをモチーフに、壮大な物語が描かれています。
オリーブのリーゼント/清水久和
醤の郷の一角にあるオリーブ畑を歩いていると、突如現れる清水久和による立体オブジェです。どこかオリーブの実にも似た白い顔に、リーゼントのヘアスタイルが凛々しい作品です。
漁師の夢/入江早耶
印刷物を消しゴムで消し立体作品に再創造する現代美術作家。2Dのイメージを3Dに召喚する作風で知られる、国内外で活動する消しカスアーティスト。2012年 第6回 Shiseido Art Egg賞受賞。主な展覧会として、「瀬戸内国際芸術祭」(香川、2016年)、「Radierungen」(ドイツ、2018年、個展)などがあります。
二十四の瞳に登場する漁師に焦点をあてたサイドストーリーを作家が独自に想像し、映画撮影用の古民家の中に少し奇妙で愛らしい消しカスでできた魚の女神像を召喚した作品です。
二十四の瞳に登場する漁師に焦点をあてたサイドストーリーを作家が独自に想像し、映画撮影用の古民家の中に少し奇妙で愛らしい消しカスでできた魚の女神像を召喚した作品です。
愛のボラード/清水久和
プロダクトデザイナー清水久和氏による瀬戸内国際芸術祭作品。駐車場の一角に、巨大なボラード(船を係留するために岸壁にある柱)を設置し、海からやってくるはずの「何か」に対して、見る者の想像力をかき立てます。どんな大きなものでもつなぎとめられそうで、力強くて無表情でナンセンスな造形が、風景の中に出現します。高さ約2,6M、幅約3,2M、バックの空・海・山との相性も良く抜群のロケーションで面白い写真が撮れます。