盆栽の魅力を知る
盆栽の特徴や鑑賞する際の見どころなど、基本的なポイントをしっかり押さえておきましょう。
自分の盆栽を育ててみたくなった方のために「盆栽作りの基礎」も紹介します。
自分の盆栽を育ててみたくなった方のために「盆栽作りの基礎」も紹介します。
盆栽の楽しみ方
もともと鉢植えは、風景を見立てる遊び。
鉢植えと盆栽の違いは、
鉢植えが植物自体を鑑賞するものなのに対し、
盆栽は植物の姿を借りてその背景の自然や風景を感じるもの。
鉢の中に大きな自然を映すものなのです。
自分が思い描いた風景、
懐かしい風景を盆栽の鉢の中に再現し、
いつでも愛でることができる身近な存在なので、毎日手入れをしていると自然に愛着がわきますね。
「自然美」と「人工美」の調和が見どころの盆栽は、正面を見つけて目線を木の高さの中間に下げて眺めるのがポイントです。
松の種類によってそれぞれに特徴が異なるので、見どころもしっかり押さえておきましょう。
鉢植えと盆栽の違いは、
鉢植えが植物自体を鑑賞するものなのに対し、
盆栽は植物の姿を借りてその背景の自然や風景を感じるもの。
鉢の中に大きな自然を映すものなのです。
自分が思い描いた風景、
懐かしい風景を盆栽の鉢の中に再現し、
いつでも愛でることができる身近な存在なので、毎日手入れをしていると自然に愛着がわきますね。
「自然美」と「人工美」の調和が見どころの盆栽は、正面を見つけて目線を木の高さの中間に下げて眺めるのがポイントです。
松の種類によってそれぞれに特徴が異なるので、見どころもしっかり押さえておきましょう。
鑑賞ポイント
①根張り・・・盆栽を鑑賞するときは、
最初に根の張り具合を見ます。
根が土をつかむように力強く、まんべんなく八方に根が張っている(八方根張り)のが良いとされています。
②立ち上がり・・・根元から最初の枝までを「立ち上がり(幹)」と言い、くびれが少なく太い方が好まれます。
松の盆栽の場合は、長い年数の間に層が重なった幹の肌が、魅力の一つとなります。
③枝打ち・・・大きな枝がバランスよく配置されていることが、良い盆栽の条件の一つとされています。また、正面から見て、
非対称の美しさを求める場合もあります。
④葉・・・季節によって変化する葉の緑や樹種によって異なる葉の形を楽しみます。
最初に根の張り具合を見ます。
根が土をつかむように力強く、まんべんなく八方に根が張っている(八方根張り)のが良いとされています。
②立ち上がり・・・根元から最初の枝までを「立ち上がり(幹)」と言い、くびれが少なく太い方が好まれます。
松の盆栽の場合は、長い年数の間に層が重なった幹の肌が、魅力の一つとなります。
③枝打ち・・・大きな枝がバランスよく配置されていることが、良い盆栽の条件の一つとされています。また、正面から見て、
非対称の美しさを求める場合もあります。
④葉・・・季節によって変化する葉の緑や樹種によって異なる葉の形を楽しみます。
盆栽の表と裏
あまり知られていないかもしれませんが、
盆栽には「表」と「裏」があります。
「表」は、立ち上がりや幹の模様、
枝振りなどの観賞ポイントがよく観察でき、
盆栽が最も美しく見える面であり、
「裏」は、その反対の面です。
「表」を探しながら鑑賞すると、
盆栽をより一層楽しめるかもしれません。
盆栽には「表」と「裏」があります。
「表」は、立ち上がりや幹の模様、
枝振りなどの観賞ポイントがよく観察でき、
盆栽が最も美しく見える面であり、
「裏」は、その反対の面です。
「表」を探しながら鑑賞すると、
盆栽をより一層楽しめるかもしれません。
「松盆栽の王者:黒松」
松盆栽の代名詞といえる
「黒松」は松の王者とも呼ばれ、
身をよじる枝振りの力強さと美しさが
鑑賞のポイント。
「黒松」は松の王者とも呼ばれ、
身をよじる枝振りの力強さと美しさが
鑑賞のポイント。
「高松発祥:錦松」
錦松は黒松の変種で、高松が発祥の地。
荒々しく波打ったように幹を覆った樹皮が醸し出す古木感が特徴です。
荒々しく波打ったように幹を覆った樹皮が醸し出す古木感が特徴です。
「縁起の良い木:五葉松」
五葉松は5つの葉が一房になっており、
縁起の良い樹木として古くから親しまれています。丈夫で分枝力に富み、どんな樹形にも仕立てられる自由さが特徴です。
縁起の良い樹木として古くから親しまれています。丈夫で分枝力に富み、どんな樹形にも仕立てられる自由さが特徴です。
盆栽作りの基礎
自分の盆栽を育ててみたくなった方のために、
「盆栽作りの基礎」を紹介します。
育てやすく、夏の高温多湿に耐えうる丈夫な苗を選ぶのが失敗しないポイントです。
「かえで」や「もみじ」などの一種類の枝ものがおすすめ。
植え付けの時期は、少しずつ暖かくなる3月がベストです。
「盆栽作りの基礎」を紹介します。
育てやすく、夏の高温多湿に耐えうる丈夫な苗を選ぶのが失敗しないポイントです。
「かえで」や「もみじ」などの一種類の枝ものがおすすめ。
植え付けの時期は、少しずつ暖かくなる3月がベストです。
植物と鉢選びのポイント
はじめての盆栽作りは、風景を作るよりも、
1,2種類の植物を植えて愛でることを目標にしましょう。
植物が決まったら次は鉢を選びです。
紅葉する植物なら、
紅葉したらどんな色になるのか?
などその植物のメインの見頃を想像して、
その時期に映える鉢を選ぶのがポイントです。
1,2種類の植物を植えて愛でることを目標にしましょう。
植物が決まったら次は鉢を選びです。
紅葉する植物なら、
紅葉したらどんな色になるのか?
などその植物のメインの見頃を想像して、
その時期に映える鉢を選ぶのがポイントです。
自分の方に正面を向けましょう
植物と鉢が決まったら、今度は植え付けです。
そのままでは鉢に収まらない植物は、
株分けなどをして、根を小さくしてから植えます。
植物の正面を常に自分に向けるようにしておくのもポイントです。
そのままでは鉢に収まらない植物は、
株分けなどをして、根を小さくしてから植えます。
植物の正面を常に自分に向けるようにしておくのもポイントです。
苔をはっておしゃれに
植え付けが終ったら水をたっぷり与えます。
その後に表面に苔をはっていきます。
苔が茶色くなったり痛んできた場合は、
はり替えが必要です。
その後に表面に苔をはっていきます。
苔が茶色くなったり痛んできた場合は、
はり替えが必要です。
光りと水を十分に 屋外で育てましょう
植えつけてすぐの1週間は特に管理が重要な時期です。
強い風の当たらない日なたに置くのがベストで、日光に十分あてましょう。
植えつけてから一か月くらいは、こまめに様子を見てあげてくださいね。
盆栽はお水をあげすぎてダメになることはないので、たっぷりと与えてください。
強い風の当たらない日なたに置くのがベストで、日光に十分あてましょう。
植えつけてから一か月くらいは、こまめに様子を見てあげてくださいね。
盆栽はお水をあげすぎてダメになることはないので、たっぷりと与えてください。
植え付け後のポイントも要チェック!
マイ盆栽を楽しむポイント
①屋外の日なたに置きましょう。
②直接地面に置かず、台の上など高いところに置きましょう。
③花や実に水をかけるのはやめましょう
④針金で木に表情を付けるのは、
植え付けから半年~1年後が目安です。
⑤夏は朝夕たっぷり水やりを。冬も水をあげましょう。
ただし、受け皿に水をためるのはNGです。
⑥枝が伸びてきたら剪定して整理しましょう。
防虫の効果もあります。