小豆島
| 日帰り
日本三大渓谷美から島最高峰まで 瀬戸内を遊ぶゆるゆるトレッキング
200万年の自然の営みが造形した日本三大渓谷美の一つ・寒霞渓。その名勝地「表12景」をたどりながら小豆島最高峰の星ケ城山までをゆるゆると歩き、体力に合わせて上りか下りのいずれかでロープウェイを利用。1,300万年前の火山活動の名残を示す奇岩、怪石、そして多島美豊かな瀬戸内海の景色を楽しめる小豆島ならではのゆるゆるトレッキングを楽しみましょう。空中からしか堪能できない渓谷美にも欲張り、ご当地グルメのそうめんと天然温泉入浴も盛り込んた小豆島のいいとこどりプラン!! 山ガール、ウエルカーム!!
START
フェリーで移動
(姫路港からは福田港、神戸港からは坂手港、日生港からは大部港、
高松港からは土庄・池田・草壁港、 岡山港からは土庄港を利用)
車で移動
10:45
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1.
寒霞渓ロープウェイこううん駅前
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寒霞渓の8割は秋になると山肌を燃えるような色に染める広葉樹に覆われています。夏にかけては濃淡ある緑が奇岩・怪岩を彩る独特の渓谷美を生み出し、標高295mのスタート地点からも楽しめます。ここから寒霞渓山頂まで「表12景」なる見どころが点在。駅を背にして目線をあげると見える巨大な岩穴「通天窓」(つうてんそう)と、清流にたたずむあずまや「紅雲亭」もそう。ここから渓谷沿いに整備された遊歩道をゆるゆると歩きましょう!!
小豆島観光ボランティアガイドクラブ/団体を対象に表12景、裏8景を詳しくガイド。要電話予約(寒霞渓ロープウェイ0879-82-2171まで)。所要時間1~4時間。無料。
徒歩で移動
11:15
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2.
層雲壇(そううんだん)
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8番目の見どころは、重なり合う岩々が雲の祭壇のように見えることにその名が由来する巨岩「層雲壇」。讃岐の山はまるっこいおむすびのような山が特徴的なのに対して、なんと猛々しいこと!! クライマー魂を刺激する岩様。これは、火砕岩が長い時間をかけて結合した集塊岩の特徴なのです。
徒歩で移動
11:40
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3.
烏帽子岩(えぼしいわ)
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展望が開けて、眼下に渓谷美をとらえると、標高を上げたことを実感!! ささやかな展望スポットがあり、目の前にちょこんと乗っただけの奇岩が神官のかぶる冠のようにも見える「鳥帽子岩」が。左側にそびえるのは、ワンマンだったといわれる吉田茂元首相の横顔に似ていることから通称「ワンマン岩」といわれているそう。ここまでくれば、頂上はもうすぐそこ!!
徒歩で移動
11:45
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4.
四望頂(しぼうちょう)
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その名のとおり、空も眼下も広く視界が開ける展望台。この眺望こそトレッキングの醍醐味!! 四望頂の周辺でだけ、小豆島の固有種「ショウドシマレンギョウ」に出合えます(開花は4月下旬~5月初旬)。
徒歩で移動
11:55
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5.
鷹取展望台
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寒霞渓山頂にある展望台で、実は東京スカイツリーとほぼ同じ高さ! 直木賞作家・角田光代原作の映画『八日目の蟬』の中で、永作博美扮する主人公希和子が「美しい景色を見せたい」と、幼い薫を連れてやって来たのが鷹取展望台ですから、その眺望のよさは言うまでもなし!! 第二展望台では、かわら投げ(1回200円)に興じて思い出作りを楽しめます。周辺には総工費1億円を投じたトイレやお土産売り場などもあります。
徒歩で移動
12:00
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6.
寒霞渓ロープウェイ山頂レストラン 楓
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小豆島へ来たら特産の手延べそうめんを楽しみたいところ。疲れで食欲が落ちても、そうめんならするっと、おいしく胃袋に収まるはず! 見晴らしのよい席を陣取れば、これから目指す星ケ城の雄姿を一望できます。
徒歩で移動
14:00
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7.
星ケ城山東峰
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頂上には標高816.6mを示す一等三角点が。瀬戸内海をわたる涼やかな風を全身に受け止めながら、遠くは淡路島が浮かぶ瀬戸内の絶景を楽しんで。星ケ城山は周辺を大型の断崖帯で囲まれた要塞的立地で、中世に山城として利用されていました。東峰には当時詰の城があり、頂上周辺には天然の湧泉や人口井戸、土塁、祭祀跡、舟形遺構が残されています。
徒歩で移動
14:30
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8.
星ケ城山西峰
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星ケ城山西峰の標高は804.9m東峰よりわずかばかり低くてもこちらに本城がそびえていました。城を築くために必要な金具や武器を製造していた鍛冶場跡をはじめ、空壕、土塁らしき遺構などが点在しています。
徒歩で移動
15:20
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9.
寒霞渓ロープウェイ山頂駅
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星ケ城山と美しの原高原の谷あいにある寒霞渓の美しさは、空中遊泳してこそ堪能できるというもの! 歩きながら見上げた奇岩や巨岩を眼下に見下ろす快感、一服の絵画のように眼下に広がる豊かな自然と瀬戸内海の景色。5分間の空中遊泳で息を飲む感動を味わってください。
料金/大人片道950円(往復1,890円)、
小人片道530円(往復1,050円)
ロープウェイと車で移動
15:40
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10.
大師洞
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小豆島の88ケ所霊場18番札所で、寒霞渓裏八景の一つ。開運、勝負ごとにご利益があるとか!! 岩壁には丹後の田中作治による寄せ石造りでは日本一といわれる二丈八尺の不動明王大石仏があり、圧倒的威厳を放っています。周辺には集塊岩による自然の造形美「石の門」があることから「石門洞」とも。石門をくぐる前に大師洞を見ると、紅葉谷と呼ばれるもみじの名所でもあります。
車で移動
15:45
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11.
法螺貝岩(ほらがいいわ)
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裏八景の一つを飾る巨岩。下部には洞窟が!! 大師洞からここまでにも「天を支える柱(天柱岳)」の別名をもつ「幟岳(のぼりだけ)」や、巨大な亀がはい登っているように見える「大亀岩(たいきがん)」、伊勢の二見岩になぞられる「二見岩(ふたみいわ)」などがあり、車中からでもチェックしておきたいところです。
GOAL