香川県中部
| 1泊2日コース
悲運の帝・崇徳上皇ゆかりの地を巡る
崇徳上皇は、権力の座を賭けた政争「保元の乱」の首謀者として、讃岐国(香川県)に流され、この地で亡くなった悲運の帝です。百人一首にも選ばれるほどの和歌の才能を持ちながら波乱の一生を終え、のちに怨霊になって平清盛らを悩ませたと言われる崇徳上皇ゆかりの地を訪ねます。
START
坂出ICから車で10分
1日目 9:30
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1.
香川県埋蔵文化財センター
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県内各所から出土した土器・石器、銅鐸の復元模型などを展示。 センター敷地内には、弥生時代の復元した竪穴建物があり、実際に入る事ができます。付近には崇徳上皇ゆかりの地や、古代の香川の中心地だった「史跡讃岐国府跡」もあります。
擬古堂(ぎこどう)内裏泉(だいりせん)菊塚(きくづか)
わん塚(づか)、讃岐国府跡、開法寺塔跡(かいほうじとうあと)も同時に散策
徒歩で移動
10:30
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2.
鼓岡(つづみがおか)神社
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保元の乱(1156年)で敗れ讃岐へ配流された崇徳上皇が、この地に設けられた木ノ丸殿(このまるでん)で、崩御までの6年余りの間を過ごしたとされています。
昼食後、車で移動
13:00
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3.
雲井御所(くもいごしょ)跡
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崇徳上皇は、百人一首の「瀬を早み岩にせかるる滝川の われてもすゑに あはむとぞおもふ」で知られる和歌の名手。香川県で詠んだ「ここもまたあらぬ雲井となりにけり 空行く月の影にまかせて」から名付けられたのが、この「雲井御所跡」です。
車で移動
14:00
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4.
八十場(やそば)の霊泉
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古くから、不思議な力があると伝えられてきた霊水がわくパワースポット。 崇徳上皇が崩御された際、このわき水に遺体をつけて、都からの指示を待ったと伝えられています。さらに古くは、日本武尊の御子・讃留霊王(さるれおう)の悪魚退治伝説もあります。
徒歩で移動
14:10
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5.
八十八名物ところてん 清水屋(きよみずや)
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八十場の霊泉のすぐ隣にある、創業200余年の八十八名物「清水屋」のところてん(250円)でちょっとブレイクを。店内には、悪魚の毒にあたった日本武尊と88人の兵士は、この水を飲んでよみがえったという「讃留霊王(さるれおう)の悪魚退治伝説」を解説したパネルもあります。
車で移動
16:00
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6.
第79番札所 天皇寺(てんのうじ)
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休暇村 讃岐五色台もしくは城山温泉に宿泊
翌朝 車で移動
2日目 9:00
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7.
がもううどん
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車で移動
9:40
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8.
高家(たかや)神社
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崇徳上皇の遺体を八十場から白峯山へ運ぶ際に、ひつぎを置いた石に血がしたたり落ちたという言い伝えのために、「血の宮」と呼ばれています。東にそびえる山々が「五色台」です。
車で移動
10:40
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9.
青海(おうみ)神社・西行の道
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車で移動
11:30
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10.
崇徳天皇陵(白峯御陵)
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第75代崇徳天皇の御陵。四国では唯一の天皇陵であり、長い歴史の中で都の近く以外に葬られた天皇は、崇徳天皇と安徳天皇、淳仁天皇だけです。天皇陵に参拝したら、静かですがすがしい雰囲気に、しばしひたりましょう。
GOAL