特別名勝栗林公園の開園150周年を記念して、企画展を開催します。
　藩政時代に描かれた古図や、明治終わりから大正、昭和、平成に撮影された写真などを通して、時代の流れとともに変化する「一歩一景」をご鑑賞ください。
　かつて、北庭改修（M44年～T2年）の設計を担当した市川之雄氏(当時、宮内省内苑寮技師)は、当時の知事への報告書の中で次のように述べています。
　『元来、幽邃(ゆうすい)（景色が奥深く静かなこと）の景致は、一朝で作り出せるものでなく、設計の妙と年代の久しきことが相まって成立する』
　「木石の雅趣」に優れた庭園内の散策とともに、企画展会場におきまして、時空散歩しながら、設計の妙と時間が創造した庭園美を体感してください。
　過去を知り、未来へと、"大名庭園の極み"といえる栗林公園をつなぎましょう。
 

報道資料（PDF：294KB）